薬剤師(常勤)の労働条件
勤務時間 | 8:30~17:30 ※当直なし |
休 暇 | 年間110日(週休2日制、夏季休暇、年末年始休暇、バースデー休暇) 入職初日に有給休暇10日付与(翌年まで繰越可)その後、1年ごとに付与 付与日数は2年目以降徐々に増え、最大年20日(6年目) 採用1年目の有給休暇取得率80%~100% |
給 与 | 薬学部6年制卒 初任給 280,500円 (経験者採用の場合、規定に基づき前歴換算) |
賞 与 | 年間 4.2ヵ月(前年度実績) ※人事考課制度で高評価の場合、賞与を増額 |
昇 給 | 年1回 |
社会保険 | 健康保険 厚生年金保険 雇用保険 労災保険 |
福利厚生 | ・医療費補助 ・企業年金加入 ・住宅手当 (家賃月額の1/2、最大25,000円)※ただし、世帯主の場合に限る ・通勤手当 (最大150,000円) ・駐車場手当(最大10,000円) 【職員専用マンション】 ・単身向け12,000円/月、家族向け29,000円/月 ・エアコン、照明器具、カーテン、冷蔵庫付き ・通勤距離約1km(マンション、オートロック、空き有り、即入所可) 【院内保育室】 ・職員専用の保育室(1日500円) |
育児支援 | 【育休】 ・子が1歳になる前日まで 【時短勤務】 ・子の小学校就学前まで(3/31まで) ・希望により6時間勤務にできます(9:00~16:00 等) ※取得条件があります(例.勤続1年以上、等) |
薬剤師(非常勤パート)の労働条件
勤務時間 | ① 8:30~12:30 ② 9:00~13:00 ③ 8:30~16:00 ④ 9:00~17:00 ※ 上記以外でもご相談ください |
勤務日 | 月曜~土曜、週1日からOK(シフト制、出勤希望日調整可能) |
休 暇 | 入職初日に有給休暇付与(翌年まで繰越可、毎年付与) 付与日数は年間勤務日数により決定 例.週5日勤務の場合、初年度10日付与 付与日数は2年目以降徐々に増え、最大年20日(6年目) 採用1年目の有給休暇取得率80%~100% |
給 与 | 時給2,000~2,500円(法人規程に基づき決定) |
賞 与 | 年間 1.6ヵ月(前年度実績) |
社会保険 | 健康保険 厚生年金保険 雇用保険 労災保険 ただし、1週間の勤務時間合計が所定の時間を越える場合に限る |
福利厚生 | ・医療費補助 ・企業年金加入 ・住宅手当 (家賃月額の1/2、最大25,000円)※ただし、世帯主の場合に限る ・通勤手当 (最大150,000円) ・駐車場手当(最大10,000円) 【職員専用マンション】 ・単身向け12,000円/月、家族向け29,000円/月 ・エアコン、照明器具、カーテン、冷蔵庫付き ・通勤距離約1km(マンション、オートロック、空き有り、即入所可) 【院内保育室】 ・職員専用の保育室(1日500円) |
育児支援 | 【育休】 ・子が1歳になる前日まで 【時短勤務】 ・子の小学校就学前まで(3/31まで) ・所定労働時間が6時間を超える方について、希望により6時間勤務にできます(例.9:00~16:00) ※取得条件があります(例.勤続1年以上、1週間の所定労働日数が3日以上、等) |
2025年度採用募集 薬剤師(新卒、既卒、経験者)
2025年4月1日採用
一次選考(書類) | 1.写真付き履歴書 2.成績証明書 3.下記のうち、該当するもの ア.薬剤師免許を有していない方 ・卒業見込み証明書または卒業証明書 ・成績証明書 イ.薬剤師免許を有している方 ・薬剤師免許証の写し(交付申請中の場合は薬剤師名簿登録済証明書) |
二次選考(筆記試験) | 第一回 2024年6月26日(水) 第二回 随時 ※既に薬剤師免許を有している場合、筆記試験は免除となります |
三次選考(面接) | 二次選考後に日程調整 |
申込方法 | 必要書類を郵送または持参 |
申込期限 | 第一回 2024年5月31日(金) 第二回 なし(随時 受付しています) |
担 当 | 医療法人天和会 松田病院 薬剤科 小川 岡山県倉敷市鶴形1-3-10 連絡先 Tel : 086-422-3550 Email : dogawa614@gmail.com |
募集人数 | 薬剤師(常勤)若干名 |
その他 | がん専門薬剤師、外来がん治療専門薬剤師、抗菌化学療法認定薬剤師、NST専門療法士、その他認定資格の取得を希望される場合、支援いたします。 |
採用募集 薬剤師(新卒、既卒、経験者)
随時採用
一次選考(書類) | 1.写真付き履歴書 2.成績証明書 3.下記のうち、該当するもの ア.薬剤師免許を有していない方 ・卒業見込み証明書または卒業証明書 ・成績証明書 イ.薬剤師免許を有している方 ・薬剤師免許証の写し(交付申請中の場合は薬剤師名簿登録済証明書) |
二次選考(筆記試験) | 随時 (※既に薬剤師免許を有している場合は免除) |
三次選考(面接) | 二次選考後に日程調整 |
申込方法 | 必要書類を郵送または持参 |
申込期限 | なし(随時 受付しています) |
担 当 | 医療法人天和会 松田病院 薬剤科 小川 岡山県倉敷市鶴形1-3-10 連絡先 Tel : 086-422-3550 Email : dogawa614@gmail.com |
募集人数 | 薬剤師(常勤)若干名 薬剤師(非常勤パート)若干名 |
その他 | がん専門薬剤師、外来がん治療専門薬剤師、抗菌化学療法認定薬剤師、NST専門療法士、その他認定資格の取得を希望される場合、支援いたします。 |
病院見学
採用試験の受験を検討されている希望者に対して、病院見学を実施しています。
事前申込みを行ってください。
見学日時 | 月曜~土曜 10:00~17:00(2時間程度) |
持参物 | 筆記用具、メモ |
申込方法 | 電話 または E-mail |
担 当 | 薬剤科 小川 |
連絡先 | Tel : 086-422-3550 Email : dogawa614@gmail.com |
薬剤科について
薬剤科長あいさつ
医師の働き方改革、タスクシェア、タスクシフト。近年、よく聞くフレーズです。薬剤師は薬物療法のスペシャリストと形容されることがありますが、自信をもって薬物療法のスペシャリストだと言える薬剤師はどれくらいいるでしょうか。
患者さん主体の薬物療法を実践する。薬物療法において医師と協働する。そのためには薬に関する知識だけではなく、疾患そのものに関する知識が必要です。過去に、医師の治療方針を理解していない形式的な疑義照会をして恥をかいたことがあります。問診、患者状態、検査結果からどんな疾患が疑われ、どの疾患が除外されるのか。簡単な臨床推論すらできず、的外れな提案となったことがあります。臨床推論できない薬剤師と、臨床推論できる薬剤師、後者が良いことに議論の余地はありません。
当院は倉敷市中心部に位置しています。徒歩圏内に国内屈指の病床数を誇る大病院がある中、1955年の開業以来、急性期外科病院として地域に貢献して参りました。家庭的な環境でありながら先進的な治療を提供する高機能な病院であることを特色とし、主に消化器がんを中心とした診療を行っております。中でも肝胆膵外科(肝細胞がん、膵がん、胆嚢がん、胆道がん)を得意としています。急性期外科病院として がん手術療法 を行う場合、化学療法を併用した集学的治療が標準治療であり、化学療法に関する深い知識が薬剤師に求められます。また、がんになると栄養学的な問題や感染症の問題が併発することも多く、経腸栄養・経静脈栄養、抗菌化学療法に関する知識も必要となります。さらに糖尿病、高血圧症、脂質異常症、CKD、COPDなどの内科疾患を合併する患者さんも多く、それらに関する知識も必要となります。
薬剤師はジェネラリストとスペシャリストの両立を求められます。すぐには無理でも、それぞれの薬剤師が特定の領域について造詣を深め、それを他の薬剤師に水平展開していくことで薬剤科全体として知識のベースアップに繋がります。
大病院では味わえない、外科系中小病院ならではの “やりがい” があります。医師との距離が近いことも特徴のひとつです。また、在籍する薬剤師の半分以上は経験者採用です。多くの経験を有する薬剤師が様々な病院の話をしてくれます。ぜひ当院で臨床推論のできる「新世代の薬剤師」を一緒に目指しましょう。
薬剤科長紹介
氏名
小川 大介
出身大学
岡山大学
職歴
岡山県庁、岡山県精神科医療センター、国立病院機構 岡山医療センター、倉敷成人病センター勤務を経て2020年4月から 松田病院 薬局長
2022年12月から 松田病院 診療支援部 薬剤科長 ※ 組織改編により部門名称変更
認定資格
- がん専門薬剤師(日本医療薬学会)
- 認定実務実習指導薬剤師(薬学教育協議会)
- 日病薬病院薬学認定薬剤師(日本病院薬剤師会)
所属学会
- 日本癌治療学会
- 日本医療薬学会
- 日本臨床腫瘍薬学会
- 日本緩和医療薬学会
著書
- 臨床腫瘍薬学 第二版(共著)
その他
- 日本臨床腫瘍薬学会 ML運営委員
- 岡山県病院薬剤師会 理事(西地区担当)、連携推進委員
薬剤科の理念
- 患者満足度向上(治療効果、副作用防止および生活の質向上など、全ての患者満足度)
- 法人への貢献
目指す薬剤師像
- 礼節を重んじ、他者に対して敬意を持つ薬剤師
- 患者に信頼される薬剤師
- 医師、看護師などの他職種に信頼される薬剤師
- 他の薬剤師に信頼される薬剤師
- 目的を見失わない薬剤師
- 理由を説明できる薬剤師
- 医師の気持ちになれる薬剤師
- 自ら考えて動く薬剤師
- きちんと患者を診る薬剤師
- 臨床推論できる薬剤師
業務内容 ※2023年度実績
- 入院処方箋(48枚/日)の処方監査、調剤、最終監査
- 入院注射箋(120枚/日)の処方監査、調剤、最終監査(注射カート、1患者1トレイ)
- 外来院内処方箋(10枚/日)の処方監査、調剤、最終監査
- 外来院外処方箋(115枚/日)
- 院外処方箋発行率92.3%※
- (院外処方箋の監査・疑義照会は非介入。ただし、複雑な疑義照会には介入例あり。)
- 薬剤管理指導 297件/月(3,564件/年)
- 抗がん薬無菌調製 92件/月(1,098件/年)
- 高カロリー輸液無菌調製 約600件/月(約7,200件/年)
- 外来がん患者指導(がん患者指導管理料ハ 59件/年)
- 薬事委員会事務局(採用薬管理)
- 化学療法委員会事務局(化学療法レジメン管理)
- 医薬品の購入、保管温度管理、期限管理
- 院内研修会講師
- 麻薬管理者
- 医薬品情報の収集、加工および院内周知(DIニュース)
- 各種委員会、チーム活動(化学療法委員会、緩和ケアチーム、ICT、NST、褥瘡チーム、ほか)
高度な専門的知識を持った認定薬剤師
近年の薬物療法は高度化・複雑化しています。
がん化学療法では、従来の体重・体表面積・腎機能・肝機能に応じた投与量調節、有害事象の予防や治療のための支持療法、有害事象が生じた際の減量や休薬の基準、既往歴・合併症による禁忌などに加え、遺伝子検査等による適応診断(コンパニオン診断)を要する医薬品が増えました。
がん治療の地域差をなくすために、標準治療について診療ガイドラインが作成されています。ガイドラインはがんの種類によって異なり、3~4年に1回の頻度で改訂されるため、常に最新の情報を把握しておく必要があります。
また、治療と無関係の遺伝情報(がん にかかりやすい体質である、など)が分かってしまう検査もあります。その場合、家族も同じ遺伝情報を持っている可能性があります。家族に伝えることで「毎年きちんと健診を受けるようにしたので手遅れになる前に知れて良かった」と思われる方もいれば、「将来がんになる不安など知らない方が良かった」と思われる方もいます。自分の家族がいったいどちらなのか、それは聞いてみないと分かりません。しかし、そのようなことを聞くこと自体が不自然な場合があり、そのためどう対応したらよいか迷ってしまうことがあります。そのような方は「遺伝カウンセリング外来」への紹介(岡山大学病院等)が適切です。その判断のためには、関連知識が必要となります。
医師の業務は年々増えており、その業務量は膨大なものです。医師にはほとんど休みがありません。
「医師の負担軽減」と「医療の質向上」を両立するために、「高度な専門的知識をもった認定薬剤師」による医師の業務の分担や協働が有用だと言われています。いわゆる「タスクシェア」や「タスクシフト」です。政府からも、認定薬剤師を活用するよう提言がなされており、当院でも認定取得に力をいれています。
当院に在籍している認定薬剤師は次のとおりです。当院はがん専門薬剤師研修施設に認定されており、認定取得を支援します。また、がん以外の領域の認定薬剤師の養成にも力をいれており、現在はNST専門療法士(日本臨床栄養代謝学会)、抗菌化学療法認定薬剤師(日本化学療法学会)を目指している薬剤師が在籍しています。
- がん専門薬剤師(日本医療薬学会認定)1名
- 日病薬病院薬学認定薬剤師(日本病院薬剤師会認定)1名